電車が駅でもない道の途中で急に止まったと思ったらば、
中から一人のご婦人が降りて来て運転手に手を振ってかけて行った。
理由は分からないけど途中で降ろしてあげたみたいね。
そういう行為をやれる人、許せる国民性、先進国だと名乗ってる国では
いつからその一線を仕事だという理由で超えられなくなったんだろう。
今、本当に沢山の人が極端な時間制限やルールに押し潰されそうになってる理由は、
人間には越えてはいけないスピードや縛ってはいけない感情があって、
そこののりしろの部分がユーモアやユニークな人、街、国を育てるんだと思う。
今人類に必要な事はロボットより速く動くスキルでなく、
そういうやんわりとした生活環境じゃないかね。
何事もなかったように消えて行った電車の光を眺めながらちょっと嬉しくなったヴロツワフの夜。
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