街を当てもなくブラブラしながら、
たまたまトイレを借りたカフェバー(こういう事がよくある)で
そのままカプチーノを頼むことにした。
そこで頼んだオーツミルクのカプチーノが本当にびっくりする程美味しくて、
とっさにビエラの顔を見上げたら彼女も同じ眼でこっちを見てる。
(その後、滞在中の二日間ここに通う事になる)
夕方、ヤナと合流して、
二人がとても楽しそうにロシア語で話してるのを横耳に、
まるで映画の中みたいじゃん、
と、にやけながら歩く道程は穏やかで平和そのもの。
平和は自分達の会話の表現ひとつひとつがコツコツと
積み重なって出来上がっていくものなんだね。
さあここよ、と来た所はショッピングモールの屋上の駐車場。
冷たい風にぎゅっと力を入れながら、家はあっちだとか、日本はあの赤い空の方だとか
あの女の人お風呂で電話してる、とか英語とロシア語と日本語の
ひっちゃかめっちゃかな会話を楽しんだ後、三人ともコートのフードやマフラーで顔も半分
隠したまま手巻き寿司用の海苔と醤油を買って、
またとぼとぼと家に向かうオレンジ色の街灯の下、
二人の背中を眺めながら
アボカド買うの忘れた、と心で呟く。
冷たい風にぎゅっと力を入れながら、家はあっちだとか、日本はあの赤い空の方だとか
あの女の人お風呂で電話してる、とか英語とロシア語と日本語の
ひっちゃかめっちゃかな会話を楽しんだ後、三人ともコートのフードやマフラーで顔も半分
隠したまま手巻き寿司用の海苔と醤油を買って、
またとぼとぼと家に向かうオレンジ色の街灯の下、
二人の背中を眺めながら
アボカド買うの忘れた、と心で呟く。
思い立って次の日にはまだ名前も読めない街にいる。
直感を信じて動く事は、自分の持ってる力を認めてあげるって事なのかもね。
あぁ来て良かった。
No comments:
Post a Comment