ケルン周辺の空き家事情が中々のもので、空き部屋の数に対して部屋を探してる人の割合が多いのか、
部屋を見に行って、(時に一部屋に1日30人くらい見学に来る事もあるらしい)
例え僕らがそこを気に入って借りたいと思ったとしても決定権のは家主なので、
見学後の僕らはただただ連絡を待つだけという、努力しようのないジレンマ。
(大抵は決まった人意外に連絡は来ないので無駄に数日間待ってる事もしばしば)
部屋探しに少し疲れて放置する事数週間、そんなある日の晴れた午後ビエラから電話がかかってきた。
「ボンに完璧な部屋を見つけたから今見に来たよ。ここに決めようと思うけどどうしよう」
もはや相談というか報告を受けて、これまでの部屋探しは何だったのかってくらい
電撃的速さで決まった今の部屋。
気持ちよく部屋が決まったら、それまでの部屋が決まらなかったのは全てここに住む為だったのかも。
なんて都合よく思えるから人間てやつは良いね。
そんなこんなでボンで暮らす事になった冬の終わり、春の始まり。
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