朝日の昇る頃、二人が出る瞬間にまたもや虹に見送られて行っちゃった。
これでプロジェクトも一段落、三年も前からせっせと島の人と関わりながら、
こうやって色んな人とゆっくり混ざり合ってきとるゆうきくん家族、ほんまやっとるね。
そこに引き寄せられてきたよっちゃん夫妻も、今はもう完全に島の人になっとる。
思い返せばよっちゃんともオーストラリアでレイヴパーティーに誘われてからウルルまで一緒に過ごした以来。
いつの間にやら夫婦になってこの島で黒糖や塩を作っとるんて。
二人のガタイもたくましくなっとるし、何よりすこーんて抜け方が、ここでの生活がどんだけ充実しとるかよく見える。
何百万人単位だと全くまとまらんことも、百人だと割とまとまる。
何より知らない人がおらんのと、よく顔を会わせて話し合うことが、こうも島とお金の使い道を安心して、真剣に考えられるもんなんだねえ。
日に日に強く思う、この島で暮らす生活って国の動かし方と全く同じなんだなあ。
ここが宝国になる日もそう遠くないんかもね。
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